じわじわと世界の注目を集める日本ドラマ

Netflixは2億人以上の会員数を誇る世界最大規模の動画配信サービスです。オリジナル作品に力を入れているのが特徴で、その完成度の高さは各方面から評価されています。2022のアカデミー賞ではなんと、10作品がNetflixオリジナルからノミネートされました。近年では日本人によるドラマも数多く制作されており、莫大な予算を利用した豪華な俳優陣や美しい映像は、日本作品の新たな可能性を引き出しています。
世界的に話題となるドラマも出始めており、今まさに勢いのあるNetflixの日本ドラマ。今回はその中からおすすめの作品をいくつか紹介します。日本で放送されていたドラマとNetflixオリジナルの作品の両方から、充実したお家時間を過ごすのにぴったりの話題作を集めました。2023年配信開始予定の最新作もご紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね!
Netflixで見られる日本ドラマの特徴
<通ごのみの民放ドラマ>

Netflixで見られる日本のテレビで放映されていたドラマは、どちらかと言うと”通ごのみ”と言えるかもしれません。日本国内で高視聴率をとっていたものに比べ、深夜帯放送でありながら作品として高く評価されたもの・独特の作風でファンの多い脚本家の作品などが多く見受けられます。例えば、小ネタ満載のギャグコメディが人気の福田雄一脚本・演出作品からは深夜帯で密かな人気を博していた「勇者よしひこシリーズ」「聖☆お兄さん」などを配信中。
他に、「池袋ウエストゲートパーク」「ごめんね青春」など、どんなテーマもエッジの効いたエンターテイメントにしてしまう宮藤官九郎脚本による作品も多数見ることができます。また、緻密な構成と繊細な心理描写が魅力の坂本元祐二脚本作品からも「カルテット」「大豆田とわ子と三人の夫」など多数の作品が配信中です。このように、Netflixではドラマ好きもうなる制作陣たちの過去作品が集められており、日本ドラマに馴染みの無い人もこんな作品あったんだ!と再発見を楽しめるラインナップになっています。
<攻めているNetflixオリジナル>

Netflixオリジナルの日本ドラマと言えば、なんと言っても漫画原作です。生死をかけてゲームに挑戦する「今際の国のアリス」をはじめ、ギャンブルで高校生活の階級を決める「かけぐるい」など漫画原作ならではの奇想天外な設定が見ている人を引き込みます。極めつけは「ぐでたま」。卵をモチーフにしたサンリオキャラクターをCGと実写の融合でドラマ化した作品です。アジアや欧米でも人気のあるぐでたまをドラマにするのはNetflixならでは!
また、日本のテレビ局では放送できないような、踏み込んだ内容のドラマも多く制作されています。日本のポルノ業界を描き話題となった「全裸監督」・タブー視された政治問題を描いた「新聞記者」・ヤクザの世界を日英合作で大胆に描いた「Giri/Haji」などはNetflixオリジナルだからこそ実現した作品と言えるでしょう。日本に住んでいても普段目にしないような世界が描かれ、ドラマとして楽しめるだけでなく改めて日本社会を見つめ直すきっかけにもなります。
Netflixで見られるおすすめの日本ドラマ
<テレビで放送されていたおすすめ日本ドラマ>
日本沈没

2021年にTBS日曜劇場で放送されていたドラマです。地球温暖化による海面上昇でもし日本が沈没したら?という、島国日本にとってあり得なくも無いテーマが描かれています。ストーリーは環境省職員の視点を中心に、政界の動きを追いながら展開。災害パニックドラマに留まらない”窮地にどう行動するか”といった精神性を問う内容が見所です。主演の小栗旬をはじめ、松山ケンイチや杏など人気俳優が多数出演している他、國村隼・石橋蓮司・小野武彦などの大御所俳優の名演が光る大作です。
おいハンサム!!

「おいピータン」「渡る世間はおやじばかり」など伊藤理佐による人気漫画複数を原案としたドラマです。2022年にフジテレビの深夜枠で放送されていました。駄目男に振り回される3人の娘を救うべく、頑固な父親が奔走する家族コメディです。娘と父親・夫と妻・娘たちと男たちなど様々な人間模様が描かれる他、毎回エピソードにちなんだ料理がフォーカスされているのが特徴です。家族の絶妙な掛け合いの中、何気ない日常に大切なことを教えてくれると人気を博し、アジアアカデミー賞コメディ部門日本代表にもなっています。
深夜食堂

台湾や韓国でもドラマ化された、長年世界で愛されている作品です。第1~第3シーズンが2009年から2014年にかけてTBSの深夜帯で放送されてきました。その後第4・第5シーズンがNetflixオリジナルとして制作されています。繁華街の路地裏で12時から開店する食堂の店主と、それぞれの事情を抱えたお客たちの交流を描いた物語で、マスターが作る癒やしの料理が見ている人の心まで満たしてくれます。心は満たされますが食欲は刺激されるので、深夜に見るのは要注意です!
<Netflixオリジナルのおすすめ日本ドラマ>
今際の国のアリス

世界40カ国でトップ10以内の視聴者数を誇り、海外で初めて成功したと言われる日本ドラマです。主人公は突如として死と隣り合わせのゲームに巻き込まれます。日本では映画「バトルロワイヤル」の頃より馴染み深い”デスゲームもの”と呼ばれるジャンルで、バタバタと人が死ぬスリリングな展開から目を離せません。主演の山崎賢人・土屋太鳳をはじめ、アジア圏で人気急上昇中の町田啓太・元ジャニーズの山下智久など今をときめく若手俳優が多数出演しています。
新聞記者

首相夫妻の関与が疑われ日本を震撼させた詐欺事件、森友学園事件問題を題材としたドラマです。原作小説が日本で映画化された際、反政府的な内容に出演を承諾する女優がおらず、韓国人が起用されたことで話題となりました。こちらのドラマ版でも、事実と異なるとして当事者の反感を呼び、出演予定だった小泉今日子が辞退するという騒動がおきています。しかし、騒動がおきる程取り扱いが難しい社会問題をドラマ化できるのもNetflixオリジナルならでは。フィクションということを踏まえつつ、政治について考えさせられる作品です。
First Love 初恋

このドラマは宇多田ヒカルの楽曲「FirstLove」(1999年発売)と「初恋」(2018年発売)にインスパイアされたラブストーリーです。主人公2人の人生を軸に、「FirstLove」が発売された時代から現在までの20年間を交錯させながら物語は進んでいきます。初恋同士のカップルだった2人の恋の行方・記憶を失った主人公の謎・時代を追ったリアルな人生感など思わず一気見したくなる要素が満載。現在、Netflixオリジナルドラマの中で断トツ日本1位の人気作です。
<2023年配信予定のおすすめNetflixオリジナル日本ドラマ>
舞妓さんちのまかないさん

2023年1月12日に配信を開始するこちらのドラマの演出・脚本・監督を務めるのは是枝裕和。映画「万引き家族」でカンヌ国際映画祭パルムドールを獲得した、言わずと知れた名監督です。原作は小山愛子の人気コミック。舞妓になるために青森の田舎から京都の花街へやってきた女の子が、わけあってまかない係になり奮闘します。是枝監督作品であることに加え、和食・花街の生活・美しい舞妓たちなど海外でも話題となりそうな予感が満載の作品です。
幽遊白書

2023年12月に配信開始予定のドラマです。見られるのはまだまだ先ですが、人気漫画のドラマ化だけに、配役などが発表される度大きな話題を呼んでいます。原作は1990年から「週刊少年ジャンプ」に連載されていた同名漫画。1992~1995年に放送されていたアニメは最高24.7%の高視聴率を記録しています。物語冒頭で死んでしまう主人公が、生き返るために霊界探偵として人間界の妖怪事件を解決していくストーリーで、妖怪とのバトルなどがどう実写化されるのか、漫画・アニメファンの期待と不安を募らせています。
離婚しようよ

宮藤官九郎と大石静の共同脚本によるドラマです。人気脚本家2名、しかも男女によって離婚を描くところに新しさを感じます。物語は冷め切っているのに離婚に踏み出せない夫婦が、離婚の実現にむけて奮闘するコメディ。主人公の妻を演じる仲里依紗はYouTuberとしても登録者数100万人を超える人気があり、女優としても「今際の国のアリス」の悪役で世界的認知度を高めました。その他、主演の松坂桃李や元ジャニーズの錦戸亮など甘い恋愛ドラマを演じても可笑しくない面々による離婚劇に注目です。
まとめ
今回はNetflixで見られる日本のドラマについてご紹介しました。幅広い作品が揃っている中、食べ物に注目した作品が多いのが興味深いなと思いました。現実離れしたド派手なドラマも面白いですが、超現実的な食べ物に楽しみを見いだすのは、日本人らしい気がします。
もうすでにゼンマーケットへの会員登録はお済みですか?
無料会員登録