忙しなく時間に追われる現代社会で、ひと時の心の安らぎを与えてくれるコーヒーブレイク。専門店で嗜む一杯はもちろん美味しいですが、コーヒーメーカーを使って淹れる挽き立ておうちコーヒーのおいしさも侮れません。お部屋に広がるコーヒーの香ばしい香りには、癒し効果もあることでしょう。
本記事では、日本製・日本ブランドのコーヒーメーカーの特徴やマシン購入時に役立つ製品のチェックポイントなどを、おすすめのコーヒーメーカー5選とあわせてご紹介します。
多機能性が売り!日本製・日本ブランドのコーヒーメーカー

国内外を問わずさまざまなブランドから発売されているコーヒーメーカー。具体的にはどういった点に違いがあると思いますか?
その違いとは、ずばり「機能性」。これはコーヒーメーカーを問わずさまざまな製品に言えることですが、日本製・日本ブランドは痒いところに手が届くような機能性に優れているものが多いのが特徴です。日本のコーヒーメーカーなら、プロや通をも唸らせる美味しい一杯をおうちで淹れることが叶います。
言い換えると、人によっては一度も使うことのない(無駄な)オプション機能が付いている場合もあるので、シンプルなものがお好みであれば海外メーカーもおすすめです。
「美味しいコーヒーが飲みたい」「1日のスタートにはこだわりの一杯を」と思われる方には、日本のコーヒーメーカーがおすすめ!ゼンマーケットをご利用いただくことで、日本のコーヒーメーカーを直接お取り寄せすることができます☕
※日本製の電化製品をご使用になられる際は、必ず事前に対応電圧についてご確認ください。
日本製・国内メーカーの機種を選ぶ際のポイント
日本のコーヒーメーカーにはたくさんの種類があるので、どの製品が良いのか迷ってしまいますよね。
そこで、実際にコーヒーメーカーを選ぶ際に注目したいポイントをご紹介していきます。基本的なポイントばかりではありますが、だからこそ意外と見落としがち。購入の際にはぜひチェックしてください!
1. 作れるコーヒーの量

1つ目のポイントは「作れるコーヒーの量」。
コーヒーメーカーは、1度にコーヒーカップ1杯分だけ作れるおひとり様用から、コーヒーカップ10杯分まで作れる大容量タイプまで様々です。どれくらいの人数でコーヒーを楽しみたいかによって最適な容量を検討してください。
コーヒーは淹れてから長時間置いてしまうと酸化して味が落ちてしまいます。必ずしも大きければ大きいほどいい!というわけではありませんのでご注意を。
2. コーヒーサーバーの材質

2つ目は「サーバーの素材」です。サーバーとは、抽出されたドリップを受ける容器部分のこと。
日本のコーヒーマシンはほとんどが「ドリップ式」で、画像のようなサーバーが付属しています。上質さを感じさせるガラス製のほか、軽くて割れにくいプラスチック製や、重さがあるものの保温性に優れたステンレス製も人気です。
透明なガラス製やプラスチック製は、中身の量がひと目で分かることや、キッチンやリビングの景観を邪魔しないというメリットも。一方ステンレス製は淹れてから時間を置いても熱々のコーヒーを楽しめるのが嬉しいポイント。何を重視するかによって、購入すべき機種が絞られてきそうです。
3. コーヒーミルの刃

ポイント3つ目は「コーヒーミルの刃」です。コーヒーメーカーの中には、豆を挽くことができる機能がついたものがあり、挽き立ての香りと風味を楽しむことができます。
コーヒーミルの刃のタイプには「プロペラ式」「フラット式(臼式)」「コニカル式(コーン式)」の3種類が挙げられます。
特にこだわりがない場合は、ベーシックなプロペラ式がおすすめ。搭載機種も多く見つかります。フラット式は上下の臼ですりつぶすため豆を均一に挽くことができたり、コニカル式は円錐状の刃で豆をムラなく挽くことができるといった違いがあります。こだわりに合わせて選んでみてください。
4. 蒸らし機能

4つ目は「蒸らし機能」です。ドリップコーヒーは抽出の際にしっかりと蒸らすことでコーヒー粉が膨らみ、コーヒーの中にお湯の通り道ができます。粉の中を満遍なくお湯が通ることで均一な味わいとなり、より深みのある美味しいコーヒーを淹れることができます。
蒸らし機能が付いているコーヒーメーカーを使うことで、よりハンドドリップに近いコーヒーを作ることができるでしょう。
5. 給水タンクの着脱

最後のポイントは「給水タンクの着脱」です。これは間違いなく給水タンクが着脱できるモデルがおすすめ!給水タンクが着脱できないものを選んでしまうと、洗うのが難しくメンテナンスが大変ということに加えて、雑菌の繁殖などの観点から衛生的にも好ましくありません。
その点、給水タンクが着脱できるタイプのコーヒーメーカーであれば気になったときに都度洗浄ができるので、いつでも快適に美味しいコーヒーを楽しむことができますね。
おすすめの日本製・日本ブランドのコーヒーメーカー5選
ここからは、おすすめの日本製・日本ブランドのコーヒーメーカーをご紹介します。機種ごとの特徴・注目ポイントについても解説しておりますので、コーヒーメーカーを購入する際はぜひ参考にしてください。
1. THERMOS(サーモス)「ECK-1000」
サーモス「ECK-1000」
サーモス「ECK-1000」は、ミルが搭載されていないドリップタイプのコーヒーメーカー。ミル機能が無いため、粉のコーヒーを自分で用意しなければいけませんが、コーヒーを淹れる際には「スパイラルドリップ」というハンドドリップに近い方法で抽出してくれます。
また温度を保つ技術に長けたサーモスの、真空断熱構造を搭載したポットに直接コーヒーが入るので、煮詰まることなく淹れたての美味しい味わいをそのまま保つことが可能です!
なお、サーモスは元々ドイツ発祥ですが、日本のサーモス株式会社が運営しており、日本ブランドとして扱われることが多いです。
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2. siroca(シロカ)「カフェばこ SC-A351」
シロカ 「カフェばこ SC-A351」
シロカ 「カフェばこ SC-A351」は、全自動式タイプのコーヒーメーカーで、ボタンひとつで朝からコーヒーが飲めます。タイマー予約機能もついているので、時間を設定しておけば飲みたい時にすぐコーヒーを飲むことができるように!またミル付きバスケットも取り外し可能になっているのでお手入れも簡単!
サイズもコンパクトなので、置く場所を選ばずに済みます!一人暮らしの方から、コーヒーを手軽に楽しみたい方におすすめです!
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3. HARIO(ハリオ)「V60珈琲王2 EVCM2-5TB」
ハリオ「V60珈琲王2 EVCM2-5TB」
ハリオ「V60珈琲王2 EVCM2-5TB」は、ハンドドリップのおいしさを追求してコーヒーをおいしく淹れられる条件がマシンにプログラミングされたコーヒーメーカーです。いつでも安定した抽出のコーヒーを楽しむことができます。
容量は2~5杯分とほどよく、30分間の保温機能がついているので、例えば朝の忙しい時間に家族が各々好きなタイミングでコーヒーを楽しむといった使い方ができますね。
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4. TWINBIRD(ツインバード)「全自動コーヒーメーカー 3杯用」

ツインバード「全自動コーヒーメーカー 3杯用」
ツインバード「全自動コーヒーメーカー 3杯用」は、コーヒー界のパイオニア「カフェ・バッハ」の代表である田口護氏監修のもと開発された超本格派のコーヒーメーカーです。
豆の風味を損なわない低速臼式フラットミルと、6方向からお湯を注ぐシャワードリップにより、プロのハンドドリップが再現されています。豆本来の味を引き出す83℃の湯温というこだわりも魅力的な一品。
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5. パナソニック「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」
パナソニック「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」
パナソニック「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」は、豆を挽くところから抽出までを一貫して行ってくれる「全自動」タイプです。抽出濃度と豆の挽き具合は2段階のバージョンで変更することができるので、かなり自由に自分好みのコーヒーへとカスタムすることが可能です。
また「デカフェ豆」コースも付いているので、カフェインレスコーヒーを淹れることも可能な高機能さ。どのコーヒーメーカーにするのか悩まれるようであれば、多機能なパナソニック「沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A57」が最もおすすめです!
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コーヒーメーカー5選 まとめ
日本製・日本ブランドのコーヒーメーカーに焦点を当て、ご自宅でも本格的な美味しいコーヒーが楽しめる製品をご紹介してきました。
国内のコーヒーメーカーを選ぶ際に重要なのは、なんといっても機能性です。同じコーヒー豆でも、ドリップからの時間経過や豆の挽き方、蒸らし時間など、淹れ方によって味わいが変化します。
コーヒーメーカーを新調する際は各ポイントにご注目いただき、あなたにぴったりの一品を探してみてください!