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★Freeway★1935年11月製作 コリングウッド「手描きのデイジーN9719」。お洒落な「緑の」デイジー。薄いがしっかり骨太の、爽やか手描き。 未使用 日本国内の送料無料

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日本語名: ★Freeway★1935年11月製作 コリングウッド「手描きのデイジーN9719」。お洒落な「緑の」デイジー。薄いがしっかり骨太の、爽やか手描き。
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c1935 Collingwood “Daisies N9719”


コリングウッド
「手描きのデイジー」N9719


イメージの花。緑のデイジー

プレートに「1935年11月」の刻印

日本風味が濃いフル・ハンドペイント

作家本人の手描き?特別製のトリオ

アール・デコアレンジで大柄の花

戦前で終わった手描きの名陶


★送料は全国無料。クロネコヤマト便でお送りします。
★常時50点以上を出品中。まだ少数ですがフィギュリンも出品中(アンティーク、コレクション > 工芸品 > 陶芸 > 西洋陶磁 > ロイヤル・ドルトン)
★込み入ったご質問やお問い合わせは次のアドレスへメールしてください。(freeway@deluxe.ocn.ne.jp)


 英陶「コリングウッド」(Collingwood)が1935年11月に製作したフル・ハンドペイントの「緑のデイジー」未使用トリオです。パターン・ナンバーは「N9719」。
 プレート裏のバックスタンプ近くに1935年11月の製作年月を示す刻印(Nと数字を押し込んだ凹印)あります。薄くて気付きにくい凹印ですが、取り寄せ先の英国の骨董商は慣れていて見逃さず、注意書きを添付してくれていました。

 コリングウッドは正しくはCollingwood Brothersという社名・商号。1887年にスタッフォードシャーのロングトンで創業し、1948年まで続いた名門ですが、操業期間は短く、ハンドペイントで終始した名陶です。つまり、転写印刷の大量生産の波には乗れず消滅した古いタイプの窯であり、コリンウッドと言えば「手描き」しかない、となります。
 加えると、このトリオ以外で制作年月を凹印したものは見たことがありません。取り寄せ先の骨董商は幾つか手にしたことがあるので目ざとくこの凹印を見つけ、当方に注意したわけでしょう。彼の説明ではこれがハンドペイントである以上の詳しい説明はついていませんでした。
 出品者の推測では、これはこの窯の作家が「特別製」を作ったことから、特に凹印を付けたのであろう。何種類か作られたわけでしょう。加えて推測。外部作家のトリオであれば、その作家のサインが残されることが多い。特別な凹印がありながら、これはコリンウッドの作者の手になるモノだと考えらえます。名門であれ、当時のその窯の作家となれば一人しかいない。

 この作家が手描き職人を使わず(手伝いはさせたかもしれません)、このデイジーを描いたのだろう。なぜ職人任せにしなかったのかといえば、これがそれまでその後にもコリンウッドには登場しない「アール・デコ」デザインであったから。
 花を大きく、模様的に」手描きしています。緑のデイジー、これがアール・デコです。デイジーではなかったかと思いますが、実際には有り得ない「緑の花」をドーンと手描きした名作が大メーカー「エインズレイ」(Ansley)にあります。
 エインズレイの場合は、言い訳するように、全く同じ絵で普通にピンクの花版を作っていました。このグリーンの花は鮮烈。普通のピンクの花には大して魅力を感じなかった。出品者はこのエインズレイを手にして、撮影する段階まで、「実際にはありえない緑の花」に気付かなかった。
 花の形、風情は普通なのに、これがエインズレイの「アール・デコ」表現だったわけです。これ以降、出品者はまた「緑のデイジー」を見たわけです。前説がくどくなりましたが、自然な花の形を写実的に手描きしてきたコリンウッドが、アール・デコ真っ盛りということで、特に、アール・デコ風カップ・ウェアを作ってみた。製作年・月の凹印は、その特別製の意味があって付けられたのではないか。

 創業時辺りからこの窯で仕事をしていたハンドペイント作家が、特にという形で、アール・デコに挑んだ。
 何しろ磁器業界はアール・デコ一色。古~い手描き作家は、いやいや仕事したかもしれません。

 イヤイヤではなかったろう。これは素晴らしい、アール・デコです。グリーンの濃淡で描かれたデイジーはこういう色もあるんだろうと見る人の多くが気付かぬ自然さです。葉の方を薄いピンクにしていますが、これさえ自然です。相対的にこれ以上ないソフトな花の絵じゃないですか。割合太めのグレーの花びらの縁取りが使われますが、これは僅かな花の陰部分を表すかで、優しい。淡いグリーンの花を僅かに際立たせる縁取りと咲いての役割を果たしていますが、柔らかみを加味したかにも見える。
 数えきれない膨大なアール・デコの英陶のカップの中で、これほど優しく柔らかい花の絵はない。力ある手描き作家がアール・デコに挑みながらそれを感じさせない花の絵を描いた。作家の絵力を証明するアール・デコではないでしょうか。

 我ながら大袈裟な表現になってしまいました。このトリオは爽やかさを感じさせますが、この爽やかさはコリンウッド全般に込められた「ジャポニズム」、日本風味の作風から感じるものだと、もう一つ理屈を加えておきましょう。この作家の日本風味は、窯の末期にかけてずんずん濃くなっていきます。

 このトリオのサイズは次の通り。
 カップの高さ5.8cm、口径8cm。ソーサーとサイドプレートの直径はそれぞれ、13.5cm、15.5cm。擦れ等も全く見られないパーフェクトな骨董品。

コリングウッド・ブラザーズ
 スタッフォードシャー州ロングトンのクラウン・ワークス陶器所で、チャールズ・コリングウッドとアーサー・ベンジャミン・コリングウッドのコリングウッド兄弟によって創業しました。
 この創業以前、兄弟はCollingwood & Greatbatch (1870-1887)の創業者、トーマス グレートバッチと協力関係にありました。この会社をコリングウッドの創業と見る専門家はいますが、一般にはコリングウッド兄弟による1887年創業がコリングウッドの始まりと考えられています。
 因みに、1881 年の国勢調査の時点では、男性 27 人、男子 6 人、女性 16 人を雇用していると記録されています。コリンウッドも創業時は同程度の人員構成だったと思われます。1887 年 2 月、トーマス グレートバッチはチャールズ コリングウッドとアーサー・コリングウッドが引き継いだ事業から引退しました。
 この工場は元々クラウン・ワークスと呼ばれていましたが、近くにタムズ社が運営するクラウン・ポタリーという工場があったため、1917年頃にコリングウッド工場はセント・ジョージ・ワークスと改名されました。
 1941 年、コリングウッド ブラザーズの事業は、戦時集中計画に基づいて、ロングトンのインペリアル ワークスにあるトーマス フォレスター & サンズの事業に集中されました。 1947 年、陶器官報に H. ゴーリーが取締役兼秘書として記載されています。
 コリングウッド・ブラザーズは戦争が終わっても再開されず、休眠中の事業はアーサー ウッド & サン (ロングポート) リミテッドに買収され、1948 年 3 月からコリングウッド・ チャイナ・リミテッド として取引されました。

ほかにもたくさん出品しています。ぜひご覧ください。


+ + + この商品説明は オークションプレートメーカー2 で作成しました  + + +
No.108.001.008

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