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現代人の精神構造 ハヤカワ新書 熊代　亨 早川書房ニンゲンハドコマデカチクカ クマシロ トオル 発行年月：2024年02月21日 予約締切日：2023年12月25日 ページ数：224p サイズ：新書 ISBN：9784153400191 熊代亨（クマシロトオル） 1975年生まれ。精神科医。信州大学医学部卒業。ブログ「シロクマの屑籠」にて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです） 序章　動物としての人間／第1章　自己家畜化とは何かー進化生物学の最前線／第2章　私たちはいつまで野蛮で、いつから文明的なのかー自己家畜化の歴史／第3章　内面化される家畜精神ー人生はコスパか？／第4章　「家畜」になれない者たち／第5章　これからの生、これからの家畜人 自己家畜化とは、イヌやネコのように、人間が生み出した環境のなかで先祖より穏やかに・群れやすく進化していく現象だ。進化生物学の近年の成果によれば人間自身にも自己家畜化が起き、今日の繁栄の生物学的な基盤となっている。だが清潔な都市環境、アンガーマネジメント、健康や生産性の徹底した管理など「家畜人たれ」という文化的な圧力がいよいよ強まる現代社会に、誰もが適応できるわけではない。ひずみは精神疾患の増大として現れており、やがてー。精神科医が見抜いた、新しい人間疎外。 本 科学・技術 生物学 新書 美容・暮らし・健康・料理