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作品詳細
本紙サイズ…横　36.5 × 縦　105 cm 総丈サイズ…横　49.5 × 縦　185.5 cm 絹本着色・箱入 狙仙67歳：文化10年（1813）、周峰75歳：文化9年（1812） 状態…表具少傷ミ　本紙少オレ 【印刷ではありません】 【真作】 森狙仙 江戸後期の絵師。出生地は不詳ながらも、大坂で活躍した。名は守象、字は叔牙、初号は祖仙、のち文化4年狙仙と改める。大坂で狩野派の山本如春斎に学び、如春斎の死後は円山応挙に影響を受けて写実性を重視するようになり、猿を描かせては並ぶものなしと称されるまでに至った。実兄森周峰を始めとする森派の祖。周峰の子であり円山応挙の高弟でもあった森徹山を養子に迎えた。文政4年（1821）歿、75歳。 森周峰 江戸中後期の絵師。森狙仙の兄。名は貴信。別号に鍾秀斎。吉村周山、月岡雪鼎に学ぶ。木村蒹葭堂と交流があり、当時の大阪文化人グループの中で活躍した。法眼に叙せられる。子の森徹山は弟狙仙の養子となっている。文政6年（1823）歿、86歳。 森徹山 江戸後期の円山派絵師。大坂生。名は守真、字は子玄・子真。森狙仙の兄周峰の子で、のち狙仙の養子となって森派を継いだ。父および晩年の円山応挙について学び、応挙門下十哲の一人に数えられる。狸など動物画を得意とした。大坂に住んで木村蒹葭堂らと交流をもち、円山派を大坂にひろめた。晩年には熊本藩細川家に仕えている。門下に森一鳳、森寛斎ら。天保12年(1841)歿、67歳。 森雄仙 江戸後期の画家。名は君琦、字は季玉。雄仙の他に、鐘秀軒の号をもつ。俗称は敬蔵。森狙仙の実子で、始めは父に画を学び、のちに森周峰の養子となる。大坂は高麗橋丼池に住した。嘉永４年（1851）歿、72才。
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