Description

【商品説明】 ALMOST BLACK コラボアートパネル  1992年、富士総合研究所“ファイ”（企画流通紙）の表紙作品から1年間を通じた表紙作品のなかでも、12月号は、百畳敷の大きさの和紙に達磨が描かれた北斎の作品からインスピレーションを受けたもので、上田みゆきが渾身を込めた唐人が描かれていた。 

今回のパネルアートは、そのときの作品を分解して再構築したもの。唐人が描かれる際に墨と筆が創り上げる線（ストローク）。

 上田が、自身が描いたこのストロークに着目し、それを切り出し再構築を試みることは、唐人に宿った生の根源を見つめ直すことで、過去と連なりながらも新たな「生」が創り出される「再生」の瞬間をアートにしたものといえよう。 

「生」が次に連なる「生」を生み出す瞬間。今回のパネルアートには、上田自身の「再生」が、リ・クリエイティブとして表現されている。

【上田みゆき】 トヨタ、サントリー、ツムラなど大手企業の企業広告を数多く手がけ、グラフィックシーンに、墨のイラストレーションというジャンルを確立させた。 

出版物のイラストや店舗内装、公共施設や寺院でのライブパフォーマンス、作家としての個展など幅広く活動しています。