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現在、国内の死亡原因の1/3が悪性新生物（がん）によるものです。がんは早期に発見し、治療を開始すると完治できるものもあります。 従来の腫瘍マーカーは、がん細胞から分泌される物質の血中濃度を測定するものが多く、比較的早期のがんでは検出が難しい状況でした。 リニューアル後の本品では、「p53抗体検査」を行い、早期におけるがんリスクのスクリーニング検査を行うとともに、「CA15−3」で女性に多い乳がんについて精度を高めたチェックを行います。 ●「p53抗体」は、従来の腫瘍マーカーでは検出が難しかった早期の食道がん、大腸がん、乳がんでも検出が報告されています。比較的早期の段階から陽性になること、従来の腫瘍マーカーとの重複が少ないことが特徴であり、臨床上の有用性が高いと考えられます。 ●「CA15−3」は、乳がんに特異性の高い腫瘍マーカーで、「p53抗体」と組み合わせることで精度が向上します。ステージが進んでいる場合、転移性乳がんの場合に陽性率が高くなり、再発や内部転移にも反応するため、手術後の経過観察にも有用です。 がんリスクのひとつの指標として有効ですので、定期的ながん検診を受診するキッカケとしてください。 【検査項目】 p53抗体 大腸、食道、乳がん等比較的早期のがんリスク腫瘍マーカー CA15−3 乳がん腫瘍マーカー