柔らかな蜜蝋キャンドルに釘を刺す。炎がその位置まで燃えると釘が溶けて落ち皿に澄んだ音を響かせる。こうした仕掛けで時を計る道具は中世のヨーロッパの修道院にもあったらしい。富山県の鋳物の老舗「能作」が美しいデザインでテーブルウエアとして作り出した。
このアナログな仕掛けの炎を見つめていると、私たちの周りで時が確実に過ぎてゆく事を実感させる。デジタル時代に逆行するような仕掛けは、永遠に過ぎてゆく時の中に瞬間は必ずあることを思い起こさせてくれる。
古刹の庭に響く鹿威しのような、静寂の中に響く豊かな音が効果的である。
静かなバーのカウンターでふたり過ごす時、「これが鳴ったら帰ろう」と炎を見つめ合いながら、クリスマスを楽しむことも。
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