ライチやマスカット系の青々しく甘爽やかな香りがパッと立ち、瑞々しいアタックの後から、葡萄のようなジューシーな甘味がじんわり広がり、グレープフルーツのような溌溂とした酸とほのかな苦味が絶妙な味のバランスを取りながら、渾然一体となって白ワインにも似た繊細で清涼な味わいがすっきり綺麗にフェードアウトします。
今までの日本酒の香りの方向性とは全く違い、白ワイン(主にｿｰｳﾞｨﾆｵﾝﾌﾞﾗﾝ)やビールの原料であるホップの中に感じられる、“4MMP(4-mercapto-4-methylpentan-2-one)”と呼ばれる独特の青みがかった爽やかな香りを楽しめ、今まで２つの方向性しか出せなかった日本酒の香りに一石を投じる「第3の新しい日本酒の香り系」と話題の日本酒です。
今までのワインテイストの日本酒とは一味違うパターンの味わいは日本酒初心者にも是非お勧めの逸品です！

味わいは新しくも料理との相性は良く、和食洋食にかかわらず、素材の味を楽しめるシンプルな料理に合わせやすい。
冷蔵推奨ですが火入れはしておりますので、開栓後の味の変化は穏やかです。
銘柄と酒林のマークだけのシンプルなラベルの新商品は、これから将来を見据えた倉本酒造の新たなスタンダードラインを担う日本酒として展開していく予定です。