【霞ケ浦に浮かんだ超巨大飛行船】
1929年8月7日、米ニュージャージー州レークハーストを出発したLZ127号は、大西洋を越え、本来の基地であるドイツ・フリードリッヒスハーフェンに到着。さらにシベリア上空を経て、日本の霞ケ浦に飛来しました。その大きさは戦艦大和が空に浮かんでいるようなもの。霞ケ浦の町はLZ127号の影で暗くなったとか。帰路はロサンゼルスまで初の太平洋無着陸横断に成功。燃料補給を済ませ、レークハーストに帰還しました。
飛行距離34200km、所要時間は300時間20分でした。
実機データ　全長233m　直径30.5m　最大速度128km/h

【模型要目】
1/1000ツェッペリンシリーズの第一弾。骨組み構造をステンレスエッチングパーツで再現。はめ込み式で立体的に組み上げます。5基のエンジンカーとゴンドラ（操縦席）はホワイトメタル製。硬式飛行船らしいメタル感にあふれています。スタンドつき。
模型設計の途中、試作品を持って独フリードリッヒスハーフェンに建つツェッペリン博物館を取材。館員による試作品チェックを受け、資料図面の提供も受けました。
ツェッペリンLZ1号初飛行から100年後の2000年記念イベントにて、同博物館のショップでも販売しました。

【製品仕様】
・エアロベース品番：C001
・材質
　本体：ステンレスエッチングパーツ
　エンジンカー、ゴンドラ：ホワイトメタルパーツ
（当社製品は金属を素材としています。アレルギーの方はご注意ください）
・パーツ数：92点
・説明書：詳しい絵と日英2か国語のものが入っています。
・全幅x全長x全高：（約）3 x 23 x 3cm
・重量：（約）20g
・参考組立時間：（約）8時間
・上級者向けモデル（★★★★☆）
　（模型製作、刺しゅう、手芸に慣れた方ならOK）
・対象年齢：15歳以上
・パッケージサイズ：（約）30 x 20 x 4cm
・別途準備品：金属製ニッパー、ピンセット、エポキシ系接着剤